
第2回 子供の食育
e-kome 100サイトのアドバイザーをやっています。管理栄養士の谷澤です。
最近、ちょっとしたご縁で、幼稚園給食関係の仕事に関わらせていただきました。
子供のころの正しい食生活は、大人になった時にそれが生きてくる。というのが私の持論でもあります。その意味でも今回の仕事はとても有意義な仕事になると内心わくわくしてお引き受けしました。
(写真は、デパートの地下食売場(デパ地下)で開催された食育フェアのワンシーンです。お米マイスターの方と一緒に、お米を使った簡単な調理の実演をさせていただきました。)
最近の幼稚園児に思うこと
最近の園児はスタイルがいいですね。スラッとして、足が長い。彼ら(彼女)たちが大きくなった時は、もう日本人のことを胴長短足という人はいなくなるのでしょう。もっとも今の若い子も結構スタイルはいいですね。オバサンのヒガミかな?
お母さんも先生もとてもがんばっています。
話をもとに戻しますが、私の訪れた幼稚園のお母さんはとてもお子さんの食事に関心をお持ちでした。
特に関心を持たれていたところは食の安心・安全の面でした。こういうご時勢ですから当然のことと思います。また皆さん、国産にもこだわられていました。私が想像していた以上にお母さんたちは関心をお持ちだったのが印象的です。
この問題は別にすると、やはりお母さんの関心事項は、子供の偏食です。この問題は常に親の悩みです。
好き嫌いを無くすことの功罪?
ピーマンを嫌いな子供に無理やりピーマンを食べさせることは良いことでしょうか?
「そんなこと(ピーマンも食べられないようでは)では大きくなれませんよ」なんてお子さんに言ったことはありませんか?
無理やり食べさせることで、ストレスを与えることはおそらく逆効果でしょう。そんなことを幼い子供に無理強いしたらトラウマになってしまうかもしれません。大げさに言えば一生ピーマンを食べられない人間になってしまうかもしれません。
好き嫌いなく何でもよく食べる子供なんて、そんなにいません。大抵のお子さんは、嫌いなものの2つ3つあります。そういう場合、他の食材で栄養のバランスをとってあげることを考えましょう。幸い日本には世界的に見ても多くの種類の食材があります。少しくらい嫌いなものがあってもどうってことありません。たった数種類の食材を食べられないからといってすぐに目くじらを立てるのはどうでしょうか?
もっと考えて欲しいこと!!
それよりも先にお話したように、食事の楽しさをもっとお子さんに伝えることが大切です。
楽しい食事の中で、いろいろな食材を食べさせることで、偏食を治していくのが本当の姿です。
大好きなお母さんやお父さんがおいしそうに、楽しそうに食事をする様子を見せることで「私も食べてみたいなぁ」と思うのではないでしょうか? また偏食の原因の一つに濃い味の食事があります。加工食品、それにジャンクフードといわれるものに多く見られます。濃くて刺激的な味は人間の味覚を微妙に狂わせ、強いては野菜等の素材の味わいの良さが認識できない味覚になってしまいます。ここでも「味付けはできるだけ薄味に」が基本なります。健康にもいいことはいうまでもありません。
大切なことなのでもう一度申し上げますが、お母さん方に一番実践していただきたいのが、「食事は楽しい!」ということをお子さんに伝えることです。お子さんといっしょに楽しく会話をしながら食事をするということを大切にして欲しいですね!
お子様の食生活におすすめの4回食
小さい子供の胃は小さいのです。にもかかわらず、成長期にあるため必要な栄養量は大人のそれと大差ありません。ですから、1日に4回食事を摂ることを私は勧めています。4回目の食事はいつとるか?答えは昼食と夕食の間です。いわゆるおやつの時間です。
「何を食べさせたらいいの?」
難しく考えないでくださいね。ふかしたお芋にバターやチーズを載せたり、ホットケーキを一緒に焼いたり…。もちろん、もちろん、袋入りのポテトチップスだって....。時には楽しんでいいのです。ただ無造作に袋ごと与えたりしないでください。食べる分だけお皿にとりわけ、果物や牛乳を添えたりしてください。要は3食では摂りきれない栄養素を補い、楽しみの要素も加わった軽い食事が子どもの理想的な4回食なのです。
40歳過ぎてのメタボ対策はさみしい!
自分たちの失敗?を繰り返さない!
40歳過ぎてからメタボ対策するのはさみしいと思いませんか?
皆さんのお子さんが、そんなことにならないためにも、幼いときから正しい食習慣を身につけさせるのは親の大事な努めです。
